哲学と美学から読み解く、
バレエとバレエ指導
問いを持つことから、指導者としての“自分の軸”を育てる。
バレエの指導現場で、私たちは日々「美しさ」や「感性」という言葉を当たり前のように使っています。 しかし、生徒から「それらはそもそも何なのか」と問われたとき、 指導者として明確に答えることができるでしょうか。
本講義では、少し敷居が高く感じられがちな「哲学」や「美学」を、 バレエに関わる皆さんとともに、やさしく紐解いていきます。
樋笠勝士先生
樋笠 勝士 先生
神田外語大学教授、上智大学教授、岡山県立大学教授を経て、 現在 慶応大学言語文化研究所研究員、岡山県立大学特命研究員、 朝日カルチャーセンター講師、日本大学大学院講師。 専門は美学芸術学及び哲学。 著書は『フィクションの哲学』月曜社(2024年)等。 オンライン読書会も実施中(Twitter/X「美学哲学コロキウム」)。
樋笠勝士先生よりメッセージ
講義で向き合う「問い」
感覚的には分かっていても、言葉にしづらい問いから、指導者としての軸をつくります。
「踊る」と「歩く」は何が違うのか?
どちらも身体運動でありながら、なぜ一方を「踊り」と呼ぶのかを考えます。
舞台の美しさはどこから生まれるのか?
身体、空間、音楽、舞台美術、観客の感性まで含めて「美」を考えます。
バレエはなぜ“芸術”なのか?
芸術と芸術ではないものを、私たちはどのように区別しているのかを考えます。
問いが、指導者の“自分の軸”をつくる
見慣れたことを疑う
「当たり前」としている指導や価値観を、一度問い直してみる。
歴史や文化から考える
自分の経験だけではなく、他者や時代、文化の視点を取り入れる。
言葉にして伝える
なぜそう考えるのかを言葉にすることで、生徒との関係や指導の質を深める。
2025年8月14日の講義内容
1)「教える」とは何か?
教えるとは単に技術や知識を伝えることなのか。 身体運動を教えることの意味や、教育者としての役割を哲学的に考えます。
2)「美学」について
「美」「芸術」「感性」といった概念を手がかりに、 バレエの美しさや芸術性、指導における感性を考えます。
セミナー詳細
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講師
樋笠勝士先生
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開催日時
2025年8月14日(木)
10:00〜11:30「教える」とは何か?
13:00〜14:30「美学」について -
受講資格
どなたさまでも
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プロフェッショナル講座修了生
無料
よくあるご質問
どのような講義ですか?
哲学と美学の視点から、身体とは何か、運動を教えるとはどういうことか、美とは何か、芸術とは何か、といった原理的な問いをバレエ指導と結びつけて考える講義です。
哲学の知識がなくても参加できますか?
はい。哲学史の知識を前提とせず、可能な限り分かりやすく考えていく内容です。
誰でも参加できますか?
はい。今回に限り一般公開され、どなたでも参加できる講義として開催されました。
プロフェッショナル講座修了生は受講料がかかりますか?
プロフェッショナル講座修了生は無料でした。
問いを持つことが、教えることを深くする。
「考えるなんて自分には関係ない」と思わずに、 日常から少し離れて、自分の指導やバレエそのものを見つめ直す。 そんな思索の時間が、指導者としての言葉と判断を支える土台になります。
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