実践講習専任講師
鶴谷美穂先生、
着任
元イングリッシュ・ナショナル・バレエ団ダンサーであり、 英国ISTD認定バレエ・スクール The Ballet Gardenを主宰する 鶴谷美穂先生を新たにお迎えします。
バレエの「型」を学ぶだけでなく、
その動きが生まれた理由と、
教育体系そのものを学ぶ。
鶴谷美穂先生|FISTD・英国ISTD認定バレエ教師・The Ballet Garden主宰
なぜ、この順番で練習するのか。
なぜ、このポール・ド・ブラなのか。
なぜ、この年齢でこの課題なのか。
メソッドを学ぶことは、
振付を覚えることだけではありません。
その背後にある歴史、身体、音楽、成長、教育思想までを知ることです。
実践講習専任講師として、
鶴谷美穂先生が着任いたしました
この度、実践講習専任講師として、元イングリッシュ・ナショナル・バレエ団で活躍され、 「英国ISTD認定バレエ・スクール The Ballet Garden」を主宰する 鶴谷美穂先生が着任いたしました。
鶴谷先生は、英国ISTDチェケッティ・フェローシップを保持する チェケッティ・メソッドのスペシャリストです。
現在は子どもたちへの指導だけでなく、 バレエ教師の育成や英国ISTDの継続研修にも携わり、 次の世代の指導者を育てる活動にも力を注いでいます。
メソッドを教える「教師」を育てる人へ。
現代バレエ教育へつながる、
チェケッティという源流
チェケッティ・メソッドは伝統ある教授法でありながら、 日本ではまだ詳しく触れる機会の少ないメソッドの一つです。
しかし、その考案者エンリコ・チェケッティの教えは、 20世紀以降のバレエ教育に大きな影響を与えてきました。
今あるバレエ教育を、歴史の流れの中から見直す。
英国バレエを築いた世代や、ロシアの教授法へつながる歴史をたどると、 チェケッティの指導思想と出会います。 現在使っている動きや教授法も、突然生まれたものではありません。
サイエンスから身体を理解することと同時に、 その動きがどのような歴史や美意識の中で生まれたのかを知る。
その両方が揃うことで、 バレエの動きはより立体的に理解できるようになります。
ポール・ド・ブラと、
曜日別練習メニューを紐解く
講義では、チェケッティ・メソッドの特徴的な理論とカリキュラムを、 実践を交えながら学んでいきます。
動きと理論
カルロ・ブラシスの教えを引き継いだチェケッティが、 どのような考えでエクササイズを構成したのかを、 実際に身体を動かしながら探ります。
カリキュラム
なぜエクササイズが曜日別に組まれているのか。 各曜日の特徴と、段階的なカリキュラム設計を見ていきます。
動きの理論
振付を暗記するだけではなく、 なぜその順序・方向・形なのかを考えます。
文化と歴史
動きの背景にある時代や教授法の系譜を知り、 型に込められた意味を理解します。
表現へつなぐ
歴史や理論を理解することで、 動きの質や表現力へどのようにつながるのかを考えます。
子どもの成長に合わせた
カリキュラムとは何か
鶴谷先生は、チェケッティ・メソッドの教師資格取得の学習過程で、 教授法について数多くの発見があったと語ります。
つまり、バレエ教師の仕事は、 一つの動きを上手に見せ、修正することだけではありません。
「いつ、なぜ、どのように教えるか」まで設計する。
成長段階、身体、理論、音楽、歴史、コミュニケーションを組み合わせ、 一つの教育としてレッスンを構築する視点を学びます。
現在は、世界とつながりながら
「指導者を育てる」活動へ
現在の鶴谷先生の活動は、 The Ballet Gardenで生徒を指導することだけにとどまりません。
「The Ballet Garden 指導者アカデミー」を主宰し、 英国ISTDの「CPD チェケッティ指導者コース」の教師も務めるなど、 バレエ教師を育てる立場としても活動されています。
また、インターナショナルスクールでのバレエ教育や英語教育にも携わり、 バレエ、教育、言語を横断する活動を続けています。
学ぶ教師を育てる。
一つのメソッドを守るだけではなく、 その理論を理解し、目の前の生徒に合わせて教育として届けられる教師を育てる。 その実践そのものが、今回の講義にも反映されます。
皆さんの日々の指導を、
より彩り豊かなものへ
鶴谷先生が教師資格の学習で得たものは、 一つのメソッドの「正解」だけではありません。
身体、発達、音楽、文化、理論、歴史、教授法、コミュニケーション。 それらを総合して指導を考えるための多くの視点です。
その一つひとつは、現在の日々の指導にも生かされています。
メソッドを学ぶことは、
指導の選択肢を増やすこと。
チェケッティだけを唯一の正解として覚えるのではなく、 一つの体系を深く知ることで、 自分が普段行っている指導を別の角度から見つめ直す。
歴史を知る。
理論を知る。
そして、目の前の生徒へつなぐ。
鶴谷美穂先生
最新プロフィール
鶴谷 美穂
MIHO TSURUTANI / FISTD・BALLET EDUCATOR村上弘子、谷桃子に師事。英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業後、 日本人初のイングリッシュ・ナショナル・バレエ団員となり、 故ダイアナ妃御前公演をはじめ欧州ツアーに出演。
帰国後は新国立劇場バレエ団、Kバレエ・カンパニーで活躍し、 長野五輪開会式ではソリストを務める。
現役引退後、英国チェケッティ・ソサエティ奨学金による招聘で再渡英。 実技資格の最高位「Enrico Cecchetti Final Diploma」を取得し、 現在は英国ISTD教師資格の最高位で指導者養成資格を併せ持つ 「Cecchetti Fellowship(FISTD)」を保持。
- 英国ISTD認定バレエ教師・FISTD
- 英国ISTD認定バレエ・スクール The Ballet Garden 主宰
- The Ballet Garden 指導者アカデミー 主宰
- 英国ISTD「CPD チェケッティ指導者コース」教師
- 洗足学園音楽大学 バレエコース指導陣
- Phoenix House International School 主任バレエ教師
- 西町 International School バレエ教師
- Qualifi Level 5 Diploma in Teaching English(TEFL)
- BASI® Pilates(Mat)Certification / ピラティス教師
- 国内外のバレエコンクール審査員・講習会講師として活動
教師育成にも力を入れ、英国ISTDのチェケッティ教師資格試験合格者を輩出。 海外バレエ学校を目指す生徒の育成、海外講師との教育交流、 コンクール審査など幅広い活動を続けている。
The Ballet Garden 現在の公式プロフィール伝統を知り、
現在の教育へつなぐ。
バレエ安全指導者資格®では、 解剖学や医学の視点だけでなく、 世界で受け継がれてきた教授法や文化的背景からも、 バレエ指導を考えていきます。
一つのメソッドを深く知ることで、
バレエの多様な魅力と、
指導の可能性を広げていく。
