井上留美子先生|医学をバレエ教師の判断へ

井上留美子先生|整形外科・スポーツ医学|バレエ安全指導者資格® 講師
INSTRUCTOR / MEDICAL EXPERT

井上 留美子 先生RUMIKO INOUE

整形外科・スポーツ医学

バレエ安全指導者資格®で、身体を見た目や感覚だけで捉えるのではなく、骨・関節・筋・腱・靱帯などの構造から理解し、各部位に起こりやすい主な障害を知ることで、指導現場で正しく判断するための医学を伝える整形外科医。身体の仕組みを知ることを、安全な指導の土台へつなげています。

松浦整形外科内科 院長 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師 整形外科専門医 スポーツ医学
整形外科医・井上留美子先生
SDA ROLE身体の構造を理解し
現場の判断へつなげる
ROLE IN SDA

身体を理解することから、安全な指導を考える

身体の構造を知り、そこに起こりやすい障害を学ぶことで、動きや痛みを感覚だけで判断せず、医学的な視点から現場を見られるようにします。

01

身体の構造から理解する

骨・関節・筋・腱・靱帯などがどのように身体をつくり、動きを支えているのか。まず正常な構造と機能を知ることから始めます。

02

各部位の主な障害を知る

身体の構造を土台に、バレエや運動の中でそれぞれの部位にどのような負担がかかり、どのような障害が起こりうるのかを学びます。

03

現場の判断につなげる

医学知識を病名の暗記で終わらせず、普段の動きとの違いに気づき、負荷を調整し、必要に応じて医療へつなぐ判断へ変えていきます。

CURRENT PROFILE

プロフィール

現在確認できる所属機関・公式講師情報をもとに整理しています。

所属・活動

  • 医療法人社団成東会 松浦整形外科内科 院長
  • 聖マリアンナ医科大学 スポーツ医学講座 非常勤講師
  • 整形外科ヨガ事務局 代表
  • OMYOGA 講師
  • Safe Dance Association バレエ安全指導者資格® 講師

専門資格

  • 日本専門医機構 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会 認定スポーツ医
  • 日本整形外科学会 認定運動器リハビリテーション医
  • 日本スポーツ協会 公認スポーツドクター
  • 日本医師会 認定健康スポーツ医
EXPERTISE

専門領域

身体の構造と機能、そこに起こる障害を整形外科・スポーツ医学の視点から学び、バレエ指導の現場で身体を正しく見るための土台をつくります。

01

整形外科学

骨・関節・筋・腱・靱帯など、身体を動かす運動器の構造と障害を医学的に捉えます。

02

スポーツ医学

繰り返す動作や負荷が身体へ与える影響を知り、パフォーマンスと健康を両立する視点を学びます。

03

外傷・スポーツ障害

急に起こる外傷と、繰り返す負荷によって生じる障害の違いを、身体の構造とあわせて理解します。

04

運動器リハビリテーション

障害後の回復過程や運動機能を理解し、安全に活動へ戻るための考え方につなげます。

05

脊柱・体幹

背骨と体幹の構造・機能を理解し、姿勢やバレエの動きの中でどこに負荷がかかるのかを考えます。

06

予防医学・運動療法

障害が起きてから対応するだけでなく、身体の仕組みを理解して負担を減らす視点へつなげます。

LECTURES IN SDA

身体の構造と主な障害を学ぶ、全6講義

井上先生の講義では、身体の各部位を「どう動かすか」だけでなく、「どのような構造をしているのか」から学びます。正常な構造と機能を理解した上で、その部位に起こりやすい主な外傷や障害を知る。そこから、レッスン中の違和感や痛み、動きの変化をどう捉え、どのように負荷を調整し、必要な場合には医療へつなぐのかを考えていきます。

養成スクール DAY2(3〜4週目)

整形外科学|外傷と障害、怪我の初期対応

身体を支える骨・関節・筋・腱・靱帯など、運動器の基本的な構造を踏まえながら、外傷と障害の違いを学びます。急に起こる怪我と、繰り返す負荷によって起こる問題を整理し、痛みや異変が生じたときに身体の中で何が起きている可能性があるのかを考えます。その上で、指導者として活動を続けてよいのか、負荷を下げるべきか、医療へつなぐべきかを判断するための基礎を身につけます。

養成スクール DAY3(5〜6週目)

解剖学|脊柱&体幹

脊柱を構成する骨や関節、その周囲を支える筋肉など、背骨と体幹の基本的な構造と機能を学びます。「引き上げる」「背中をまっすぐにする」といった感覚的な言葉だけではなく、身体の中で実際にどのような動きが起きているのかを理解し、腰部をはじめとする脊柱周辺に起こりやすい障害について考えます。姿勢や動作を構造から見ることで、無理な使い方や負担の偏りに気づくための視点を養います。

養成スクール DAY6(11〜12週目)

整形外科学|腰痛と体幹モーターコントロール/フィードフォワード機構

腰椎や骨盤、その周囲で働く筋肉の構造を確認しながら、腰痛と体幹機能の関係を学びます。体幹は単に「強ければよい」のではなく、動作に先立って身体を安定させる働きや、必要なタイミングで適切に筋肉が働くことも重要です。モーターコントロールやフィードフォワード機構を通して、腰部に負担が集中する背景を理解し、腰痛を筋力不足や姿勢だけで単純に判断しないための視点を身につけます。

養成スクール DAY8(15〜16週目)

整形外科学|ジュニア期、シニア期、女性の障害

身体の構造や状態は、年齢やライフステージによって変化します。成長途中にあるジュニア期、加齢に伴って運動器が変化するシニア期、そして女性の身体にみられる特徴を、骨・関節・筋などの視点から学びます。それぞれの時期に起こりやすい障害や注意すべき身体の変化を知ることで、同じ動きや同じ負荷をすべての生徒へ一律に当てはめず、その人の身体に合わせて指導を考える土台をつくります。

養成スクール DAY10(19〜20週目)

整形外科学|肩関節・膝関節・股関節

肩関節・膝関節・股関節について、骨の形、関節のつくり、周囲の筋肉や靱帯などの基本的な構造を学びます。それぞれの関節がどの方向へ動き、どのように安定性を保っているのかを理解した上で、運動やバレエの反復動作によって起こりやすい主な障害を考えます。見た目のラインだけで身体を評価せず、その人の関節の構造と動き方から負担を捉えるための視点を身につけます。

養成スクール DAY11(21〜22週目)

整形外科学|足関節

立位、ルルヴェ、ジャンプ、着地、ポワントなど、バレエの多くの動きを支える足関節について、骨・関節・靱帯・腱などの構造を学びます。足首がどのように動き、どこで身体を支えているのかを理解した上で、繰り返す負荷や大きな可動域によって起こりやすい主な外傷・障害を考えます。「つま先を伸ばす」「足首を使う」といった指導を、見た目だけではなく身体の構造から考えられるようにします。

身体がどうできているのかを知る。
そこに、どのような障害が起こりうるのかを知る。
その理解が、現場での正しい判断につながります。

※講義名・配信順・内容は、より良い学習内容のため変更される場合があります。「外傷と障害、怪我の初期対応」「脊柱&体幹」はベーシック講座でも扱われています。

FROM ANATOMY TO JUDGMENT

身体の理解を、現場の判断へ

構造と障害の知識を、日々のレッスンで身体を見るための順序へ落とし込みます。

1理解する骨・関節・筋などの構造を知る
2知るその部位に起こりやすい障害を知る
3気づく普段の動きや状態との違いを見る
4調整する必要に応じて動きや負荷を変える
5相談する本人・保護者・責任者と共有する
6つなぐ必要な医療・専門家へつなぐ
医学を学ぶ目的は、指導者が診断をすることではありません。
身体の構造を理解しているからこそ、異変に気づき、無理を重ねず、次の適切な判断ができるようになることです。
ACTIVITIES & BOOKS

診療の外にも広がる、運動と身体への活動

整形外科診療に加え、運動療法や健康づくりを一般の方へ届ける活動も続けています。

BOOK 『一生スタスタ歩ける体になる整形外科ヨガ』

整形外科医の視点から、長く自分の脚で歩き続けるための運動を紹介する著書。

ORTHOPEDIC YOGA 整形外科ヨガ

整形外科の運動療法とヨガの要素をつなぎ、身体の理解と継続しやすい運動を届ける活動。

BSS / BALLET SAFETY STANDARD

身体の理解を、教室の判断基準へ

井上先生から学ぶ身体の構造と障害の知識を、先生個人の知識だけに置かない。BSSでは、痛みや身体の変化があったときにどう対応するか、どの段階で負荷を調整し、誰へ相談し、いつ専門家へつなぐのかを、教室として確認できる状態へ変えていきます。

個人の学習 → 教室への実装 → 組織の安全能力 → 社会的信頼。

尊厳SNS・デジタル心身体指導者の専門性透明性
LEARN FROM SPECIALISTS

身体を理解することが、
安全な指導の土台になる。

バレエ安全指導者資格®では、身体の構造や障害を医学の専門家から学び、心理・栄養・身体・芸術など他領域の専門知識とあわせて、現場で判断できる指導者を育てます。

バレエ安全指導者資格®
運営:Safe Dance Association(セーフダンスアソシエーション)
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