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川島優依先生|指導者の「想い」をシェアするコラム

一人ひとりの心と身体に、そっと寄り添う|川島優依先生【コラム】
バレエ安全指導者資格®コラム

一人ひとりの心と身体に、
そっと寄り添う川島 優依先生|千葉県・東京都・バレエ指導者

上手にできた日も、思うようにいかなかった日も、その子の中には大切な学びがあります。川島優依先生が見つめているのは、目の前の結果だけではありません。身体の小さな変化や、言葉にならない気持ちに耳を澄ませながら、安心して自分らしく踊れる時間を一緒につくっていく。そこには、一人ひとりの歩幅を大切にする、温かなまなざしがあります。

読了目安:約12分執筆:バレエ安全指導者資格®事務局

レッスンの中で、うまくできずに少し不安そうな顔をしている子。周りと比べて、自信をなくしかけている子。痛みや悩みがあっても、先生に言ってよいのか迷っている子。川島優依先生は、そんな生徒の小さなサインを見過ごさず、「どうしたら安心して前へ進めるだろう」と一緒に考えます。

すぐに答えを与えるのではなく、身体の仕組みをわかりやすく伝え、本人の感じ方を聞きながら、できる方法を探していく。子どもにも大人にも、バレエが自分を責める時間ではなく、自分の身体と少しずつ仲良くなっていく時間であってほしい。川島先生の言葉からは、そんな静かでやさしい願いが伝わってきます。

このシリーズでは、バレエ安全指導者資格®を修了された先生方の等身大の言葉とともに、それぞれの先生が大切にしている「バレエへの願い」をお届けしています。今回は、「生徒と作る、生徒が主役のレッスン」を大切にしながら、千葉県・東京都で子どもから大人まで指導する川島優依先生をご紹介します。
A GENTLE GAZE BORN FROM EXPERIENCE

自分の経験から育まれた、やさしいまなざし

川島先生は、バレエの楽しさだけでなく、頑張るほど苦しくなってしまうことがあることも知っています。人と比べて自信をなくすこと。体型についての言葉が心に残ること。痛みがあっても、周りに迷惑をかけたくなくて我慢してしまうこと。

だからこそ、生徒の様子がいつもと少し違うとき、川島先生はその変化に心を留めます。すぐに決めつけるのではなく、「今日はどうしたのかな」「無理をしていないかな」と、その子の気持ちを想像しながら見守ります。

バレエが、その子にとって
やさしく、あたたかな思い出になりますように。川島先生の指導の奥にある願い

過去の経験があるからこそ気づけることがあります。ただし、川島先生は自分の経験だけを答えにしません。栄養、成長期の身体、女性の健康、心理的安全性について学び、生徒に必要な支えをより丁寧に考えようとしています。

「心配だから止める」のではなく、安全に続けるための方法を一緒に探す。その姿勢に、川島先生らしい優しさがあります。

活動地域
千葉県・東京都
主な活動
YUI ballet bijou/音楽教室/カルチャーセンター
指導対象
幼児・小学生・大人/個人・少人数
大切にすること
対話・安全性・音楽性・一人ひとりの成長
A LESSON CREATED TOGETHER

「生徒と一緒につくる」レッスン

川島先生が大切にしている言葉に、「生徒と作る、生徒が主役のレッスン」があります。

先生がすべてを決め、生徒がただ指示に従うのではなく、本人が自分の身体を感じ、考え、少しずつ選べること。川島先生は、レッスンの中に小さな対話を重ねていきます。

その日の気持ちも、レッスンの一部

「今日はジャンプをしてみる?」「少し回ってみたい?」「どちらから練習してみようか」。ほんの小さな選択でも、自分の気持ちを聞いてもらえた経験は、生徒の安心につながります。

自分で選んだことに取り組み、できたことを一緒に喜ぶ。その積み重ねが、「先生にやらされるレッスン」から「自分で学んでいくレッスン」へ変わっていきます。

もちろん、安全に関わる判断や年齢に合った内容を選ぶ責任は、先生が丁寧に引き受けます。そのうえで、生徒の表情や言葉を受け取りながら、よりよい進み方を一緒に探します。

川島先生の教室では、生徒は先生の理想に近づくための存在ではありません。一人ひとりが、自分の身体と感性を育てていく大切な主役です。

AT EACH PERSON’S OWN PACE

誰かと比べるのではなく、その子の歩幅を大切に

脚の高さ、回転数、柔軟性。バレエには、目に見えて比べやすいものがたくさんあります。けれど、身体のつくりも、成長の速さも、理解しやすい言葉も、一人ひとり違います。

川島先生は、できる子を基準にして、まだ途中にいる子を急がせません。「どうしてできないの?」ではなく、「どこまでなら安心してできるかな」「何がわかると動きやすくなるかな」と考えます。

今日の見栄えよりも、
数年先も笑顔で踊っていられること。その子の未来を急がない指導

コンクールや難しい踊りへの憧れも、大切な気持ちです。だからこそ、その憧れを怪我や苦しさで終わらせないよう、年齢や身体の準備に合った作品や練習を選びます。

今はまだできないことがあっても、それは遅れているという意味ではありません。その子に必要な土台を丁寧に育てる時間です。川島先生は、一人ひとりの小さな前進を見つけながら、長い目で成長を見守ります。

MAKING THE BODY EASIER TO UNDERSTAND

「わからない」を置き去りにしない

先生の動きを見て、すぐに同じようにできる生徒もいれば、見ただけでは身体のどこを動かせばよいのかわからない生徒もいます。それは、才能や努力の差だけではありません。骨格や筋力、身体感覚、言葉の受け取り方が違うからです。

川島先生は、プリエ、タンジュ、ジャンプ、ピルエット、デベロッペといった動きを、形だけでなく仕組みから伝えようとします。「なぜこの練習をするのか」「どこを使うと楽に動けるのか」を、子どもにも伝わる言葉へ置き換えていきます。

できないことを責める前に、別の伝え方を探してみる。
言葉を変え、順序を変え、ときには動きを小さく分けることで、生徒が理解できる入口は増えていきます。

講座で新しい言葉や考え方に出会うと、川島先生は次のレッスンで試してみます。そして生徒の反応を見ながら、また伝え方を整えます。

わからないまま置いていかないこと。先生も一緒に考えること。その安心が、生徒の「もう一度やってみたい」という気持ちを支えます。

A TEACHER YOU CAN TALK TO

「何でも話せる先生」でありたい

痛みがあるとき、気持ちが沈んでいるとき、説明がわからないとき。生徒がそれを口にできるかどうかは、普段の先生との関係に大きく左右されます。

川島先生は、質問することや相談することを、弱さとは考えません。むしろ、自分の身体や気持ちを大切にするための、かけがえのない力だと捉えています。

「何かあったら、いつでも話してね」

相談しやすい空気は、この一言だけで完成するものではありません。話しかけたときの表情、答える声のトーン、小さな変化に気づいてもらえた経験。その積み重ねによって、生徒は少しずつ心を開いていきます。

川島先生は、生徒が話し始めるのを待つだけでなく、先生の側からそっと声をかけます。

月経や栄養、痛み、進路など、先生一人では解決できないこともあります。それでも、話を聞き、保護者と連携し、必要な専門家へつなぐことはできます。

「先生に言っても大丈夫」と思えること。それは、安全にバレエを続けるための大切な土台です。

MUSIC, BREATH AND YOUR OWN DANCE

音楽とともに、自分らしい踊りを見つける

川島先生のレッスンでは、身体の安全と同じくらい、音楽を感じることが大切にされています。

音に動きを当てはめるだけではなく、呼吸とともに身体が自然に動いていくこと。曲を聴いて、どんな景色が浮かぶのか、どんな気持ちで踊りたいのかを考えること。そこから、その人にしかない表現が生まれます。

誰かのように踊るのではなく、
自分だけのバレエを見つけてほしい。音楽の中で、自分らしさに出会う

川島先生は、音楽性を一部の人だけが持つ「センス」として片づけません。リズムや拍子を知り、さまざまな音楽を聴き、自分が感じたことを身体で試すことで、少しずつ育てられるものだと考えています。

上手に見せることだけに追われず、音楽を聴き、呼吸をし、自分の身体で物語を描く。そんな時間が、バレエをもっと自由で豊かなものにしてくれます。

LEARNING AS AN ACT OF CARE

学び続けることも、生徒への思いやり

川島先生は、「自分はもう十分に知っている」と考えるのではなく、今も解剖学、栄養、心理、女性の身体、世界のバレエメソッド、音楽について学び続けています。

それは、自信がないからというよりも、目の前の生徒に、もっと合う方法があるかもしれないと考えているからです。自分が教わってきた方法が、すべての身体に合うとは限りません。だから、新しい知識に出会ったとき、自分の指導をしなやかに見直します。

学んだことを、すぐ目の前の生徒へ

新しい説明を知れば、次のレッスンでやさしい言葉にして伝えてみる。生徒の表情が変われば、その言葉を大切にする。伝わりにくければ、別の方法を考える。

学びを知識のまま置いておかず、目の前の人へ手渡していくところに、川島先生の誠実さがあります。

指導歴の長さだけで、先生のよさが決まるわけではありません。生徒をよく見て、自分の方法を決めつけず、必要なことを学び続けられること。

川島先生は、そうした日々の積み重ねによって、生徒から安心して頼れる先生になっていくのだと思います。

学び続けることは、一人ひとりの可能性を信じ続けること。
A BALLET MEMORY THAT GLOWS GENTLY

バレエが、やさしく光る思い出になるように

川島優依先生の指導には、生徒をよく見ようとするまなざしがあります。できたことだけでなく、迷っていること、頑張っていること、言葉にできない気持ちにも、そっと目を向けます。

比べないことは、上達を諦めることではありません。無理をさせないことも、挑戦を遠ざけることではありません。安心できる土台があるからこそ、生徒は失敗を恐れず、もう一度やってみることができます。

怪我なく、のびのびと。
その人らしい上達を、一緒に喜べる場所へ。

質問できること。痛みを言えること。自分の身体について考えられること。音楽を聴き、自分なりの踊りを見つけられること。その一つひとつが、生徒の中に少しずつ自信を育てていきます。

千葉県・東京都で、子どもの心と身体を大切にしながらバレエを学びたい方へ。大人になった今、自分の身体と穏やかに向き合いながら踊りたい方へ。川島先生のレッスンには、できないことを責めるのではなく、できる道を一緒に探してくれる安心があります。

たとえ将来バレエとは別の道へ進んだとしても、「習っていてよかった」と思えること。踊った時間が、その人の人生にやさしい彩りを残すこと。川島先生は、そんな未来を思いながら、今日も一人ひとりと向き合っています。

バレエ安全指導者資格®事務局

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執筆:バレエ安全指導者資格®事務局

全国で学び続ける先生方の歩みと、一人ひとりの生徒へ向けられた温かな思いをご紹介しています。

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一人ひとりに、より深く寄り添える先生へ

バレエ安全指導者資格®では、解剖学、栄養学、整形外科学、生体力学、心理、指導法などを多角的に学びます。生徒の小さな変化に気づき、その人に合った言葉と方法で、安心できる成長を支える指導へ。

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