藤後悦子先生|心理学をバレエ教師の判断へ

藤後悦子先生|心理学・心理的安全・ハラスメント|バレエ安全指導者資格® 講師
INSTRUCTOR / PSYCHOLOGY EXPERT

藤後 悦子 先生ETSUKO TOGO

心理学・心理的安全・ハラスメント

バレエ安全指導者資格®で、心の状態や行動の背景を理解し、関係性や環境も含めて現場で判断するための心理学を伝える専門家。ダンサーのメンタルヘルス、ハラスメント、コーチングを通して、指導者が生徒を決めつけずに見つめ、言葉と関わり方を選び、必要な支援へつなぐための土台を育てます。

東京未来大学こども心理学部 教授 博士(学術) 公認心理師 臨床心理士 臨床発達心理士
心理学講師・藤後悦子先生
SDA ROLE心と行動の背景を理解し、
安全な関わりと判断へつなげる
ROLE IN SDA

心を理解し、現場で正しく判断するために。

心理学を、生徒の性格を決めつけたり心を診断したりするためではなく、目の前の行動や変化を理解し、より安全な関係と学習環境をつくるための知識として学びます。

01

心と行動の背景を理解する

表面に見える態度だけで評価せず、不安、緊張、意欲、経験、周囲との関係など、行動の背景にあるものを考える視点を学びます。

02

関係性と環境を見る

心理的な問題を本人だけの問題にせず、教師との力関係、教室の雰囲気、評価のされ方、相談のしやすさなど、環境との関係から考えます。

03

言葉と関わり方を選ぶ

上達を支える指導と心理的安全を両立させるために、何を伝えるかだけでなく、どのように伝え、どのような関係を築くかを考えます。

CURRENT PROFILE

プロフィール

所属・学位・資格

  • 東京未来大学 こども心理学部 教授
  • 博士(学術)
  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 臨床発達心理士
  • 保育士
  • Safe Dance Association バレエ安全指導者資格® 講師

経歴・実践

  • 筑波大学大学院教育研究科修了
  • 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 単位修得満期退学
  • 筑波大学にて博士号(学術)取得
  • 放送大学・立教大学・筑波大学大学院で兼任講師を経験
  • 東京都スクールカウンセラー、学生相談、保育相談・巡回相談等を経験
  • 保育・子育て・スポーツ等の領域で講演多数
EXPERTISE

専門領域

個人の心だけを見るのではなく、発達、関係性、指導環境、コミュニティまで含めて人の行動と心理を理解します。

01

臨床心理学

不安、ストレス、対人関係など、心の問題を理解し支援につなぐための基盤。

02

コミュニティ心理学

問題を個人だけに帰さず、環境・関係・制度も含めて予防と支援を考えます。

03

発達心理学

幼児期から思春期まで、年齢と発達に応じた理解・関わりを考える視点。

04

スポーツハラスメント

競技・習い事の場にある権力差、暴力、マルトリートメントを研究・検討します。

05

子育て・親子関係

子どもだけでなく、家庭・保護者・地域との関係から子どもの育ちを支えます。

06

支援者のメンタルヘルス

保育者・教師など、支援する側が疲弊しすぎない環境と相談体制を考えます。

LECTURES IN SDA

SDAで担当する全3講義

バレエ安全指導者養成スクールの最新カリキュラムでは、藤後先生が「ダンサーのメンタルヘルス」「ハラスメント」「コーチング」の3講義を担当します。心の状態を知ることから、指導者と生徒の関係性、そして日々の言葉と関わり方へ。心理学の知識を、レッスン現場での判断へ段階的につなげていきます。

養成スクール DAY2(3〜4週目)

心理学|ダンサーのメンタルヘルス

ダンサーの心にどのような負荷がかかりやすいのかを理解し、心理面の変化を「気持ちが弱い」「やる気がない」といった言葉だけで捉えないための基礎を学ぶ講義です。舞台、評価、競争、身体への意識など、バレエを取り巻く環境と心の状態を結びつけながら、生徒の変化に気づき、指導者としてできる関わりと専門的な支援が必要な場面を考える土台をつくります。

養成スクール DAY4(7〜8週目)

心理学|ハラスメント

指導者と生徒の間には、技術、年齢、評価、キャスティングなどをめぐる力の差があります。この講義では、「厳しい指導だから」「上達のためだから」という理由だけで関わりを正当化せず、言葉や行為、関係性、受け手への影響、拒否や相談のしやすさなどから安全な指導を考えます。個人の善意に頼るのではなく、尊厳を守れる教室環境をつくるための視点を学びます。

養成スクール DAY5(9〜10週目)

心理学|コーチング

指導者が答えを一方的に与えるだけでなく、生徒自身が考え、気づき、学びを深めていくための関わりを心理学の視点から考える講義です。教師の言葉、問いかけ、評価、フィードバックが、生徒の意欲や自己理解、学習への向き合い方にどのような影響を与えるのかを捉え、主体性を育てながら技術向上を支えるコミュニケーションへつなげます。

心理学を学ぶのは、生徒の心を診断するためではありません。
心と行動の背景を理解し、関係性を見直し、より安全な言葉と関わりを選ぶためです。

※講義名・配信順・内容は、より良い学習内容のため変更される場合があります。

FROM PSYCHOLOGY TO JUDGMENT

心理学を、指導現場の6つの判断へ。

心を「見えないもの」で終わらせず、教師の職域の中で観察し、考え、関わり方を選ぶための視点へ変えていきます。

1気づく表情・行動・意欲の変化を見る
2背景を考える性格や根性だけで説明しない
3関係を見る教師・仲間・評価・環境を含める
4言葉を選ぶ尊厳と学びを両立させる
5相談する一人で抱えず共有する
6つなぐ必要な心理・医療・支援へ
安全な指導とは、いつも優しくすることではありません。
相手の心と尊厳を理解したうえで、必要なことを適切な方法で伝えられることです。
SCOPE OF PRACTICE

バレエ教師が担うこと、心理専門職が担うこと

心理学を学ぶことは、生徒の心を診断できるようになることではありません。教師が理解できることと、心理専門職へ委ねることを分けることも、安全な判断の一部です。

バレエ教師ができること

  • 教室内の変化・萎縮・不安に気づく
  • 人格否定を避け、行動と課題を具体的に伝える
  • 安全に話を聴き、事実を整理する
  • 必要な情報を保護者・責任者と共有する
  • 相談経路を示し、専門家へつなぐ

教師だけで担わないこと

  • 心理状態・疾患の診断
  • 心理検査・専門的な心理評価
  • 心理療法・治療
  • 深刻な危機状態を教室内だけで処理すること
  • 重大なSafeguarding事案の専門対応を一人で抱えること
安全な先生=すべての心の問題を解決できる先生、ではありません。
「ここからは専門外です」と分け、適切な人へつなげられる先生です。
BSS / BALLET SAFETY STANDARD

心理学の学びを、教室の安全文化へ

藤後先生から学ぶ心理・関係性・ハラスメントの視点を、先生個人の感覚だけに置かない。BSSでは、尊厳、相談経路、苦情対応、身体接触、SNS、記録、継続研修などを通して、心理的安全を教室の仕組みとして確認できる状態へ変えていきます。

個人の学習 → 教室への実装 → 組織の安全能力 → 社会的信頼。

尊厳SNS・デジタル心身体指導者の専門性透明性
LEARN FROM SPECIALISTS

心を理解することを、
安全な指導の土台へ。

バレエ安全指導者資格®では、心理・医学・栄養・身体・芸術など、それぞれの専門家から学びます。心理学の知識も、診断のためではなく、生徒をより深く理解し、関係性を整え、必要なときに専門家へつなぐための判断へ変えていきます。

バレエ安全指導者資格®
運営:Safe Dance Association(セーフダンスアソシエーション)
  • URLをコピーしました!